A. 頭の先からつま先まで、大小さまざまな骨が組み合わさって、人間の骨格はできあがっています。しかし、骨だけでは体を形づくることはできません。骨を体の形にしているのは筋肉で、筋肉と骨の間は腱でつながっています。人間には600以上もの筋肉があり、筋肉と腱があることで、骨が体の形になっています。
Q2. 腱を正しい位置にもどすのが腱引き?
A. 腱や筋肉は運動、習慣、外から受けた衝撃で、収まっていた位置から外れたりねじれたりします。定位置にない筋肉は、普段より遠回りして骨を引っ張るので関節にも負担がかかります。そのため全身の骨格も歪み、故障をもたらす原因となります。腱を正しい位置にもどす腱引きは他の療法に比べ、理にかなった方法と考えられます。
Q3. 不調の原因はレントゲンには写らない?
A. 西洋医学やカイロプラクティックでは、関節が痛い場合に「レントゲンを撮りましょう」となりますが、レントゲンに写るのは骨格だけです。肝心の筋肉や腱のねじれもレントゲンには写りません。骨と骨は筋肉と腱がつないで形を作っています。腱を見ずに人体を観察しても、体の故障を取り除くことは出来ないといえるでしょう。
Q4. マッサージとは違う腱引き?
A. 腱引きは整体のように筋肉を押しているように見えますが、むしろ反対。腱を引く技術です。ピンと張られている腱を指先で引っ掛けるようにして弾き、刺激を与えるとともに正しい位置にもどします。また、腱引きは筋肉を揉みません。筋肉は揉まれると、外れている腱を外へ外へと押し出したり、さらに強くねじれてしまうことがあります。